フルコー家
3 個
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ソーテルヌ地区は、フランス・ボルドー地方南部に位置し、世界的に有名な甘口白ワイン”貴腐ワイン”の産地です。ガロンヌ川とシロン川の交わる湿地帯で、朝霧と暖かい午後の気候が、貴腐菌(ボトリティス・シネレア)の発生に理想的な条件を作ります。
シャトー ラ ギャレンヌは元々フェルボス家の造る貴腐ワインでした。当時の当主であったクリスチアンさんが亡くなられた後、引き継いだのがフルコー家です。元々オーガニックでやりたいと思っていたフルコーさんにとって、1994年からオーガニック認証を取得していたフェルボス家を引き継ぐことができたのは幸運でした。現在もフェルボスさんの奥様や妹さんはフルコーさんの作業を手伝っておられます。
ソーテルヌ村の中の2haの畑と醸造所が引き継がれました。
オーガニック歴:1994年から
2013年に先代のフェルボス家から畑を引き継ぎましたが、フェルボス家の取り組みをそのまま続けています。
この辺りの土地は深さ2mくらいまでグラーヴ(小石・砂利)の地質。その下は10mくらい岩盤になっています。
畑の近くの森は3000年以上前からあり、その中をシロン川が流れています。シロン川は水の温度が冷たく(真夏でも15℃程度)その先でガロンヌ川に合流したときに温度差で霧が発生するのですが、それが貴腐菌の発育に欠かせないのです。